薬屋のひとりごと名言~猫猫(まおまお)・壬氏(じんし)・李白・漢羅漢~

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アニメの名言

大人気の漫画・アニメ『薬屋のひとりごと』

架空の中華風帝国、茘(リー)を舞台に、後宮に仕える女官・猫猫(まおまお)が王宮内で起こる様々な事件の謎を解くミステリーラブコメディ小説です。

こういう宮中ものって、各々が秘密を抱えていたり、身分の異なる者同士が愛し合ったりして、人間の心の描写が激しく移り変わり、ハラハラドキドキ見ごたえがありますよね。

猫猫は薬学に精通しており、様々な薬学の知識に基づいて仮説を立て、事件の真相をひも解いていきます。

ここでは、主要登場人物である猫猫、壬氏(じんし)、李白、漢羅漢の名言を紹介していきます。

※ネタバレあり

この記事を書いた人
horie

人生に影響のある言葉を研究する主婦です。
家にある本は漫画を含めて1000冊を超え、「人生は思考から」をモットーに、歴史上の人物や漫画、スポーツ選手の言葉など様々なところから生まれる名言・格言を紹介します。

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薬屋のひとりごと名言~猫猫(まおまお)のセリフ~

恋が女を美しくするのであれば、それは一体どんな薬になるだろう

これは第4話にて、芙蓉妃(ふようひ)の美しさの正体に気づいた猫猫が放ったセリフです。

芙蓉妃は、猫猫が住むリー国の属国・阿南の第3皇女、つまり小国のお姫様です。

芙蓉妃には、想いを寄せていた武漢がいましたが、後宮妃として後宮に差し出されてしまいます。

一度でも皇帝のお手付きとなれば、一生後宮を出ることはできません。

そんなこともあり、芙蓉妃はある作戦を実行します。

その作戦とは、皇帝のお手付きにならないよう、初のお目見えの際にわざと舞を失敗するというものでした。

そして2年もの間、暗いお妃を演じるのです。

そんな中、意中の武官が功労を立て、その褒賞としてその武官に芙蓉妃が下賜(かし)されることになります。

下賜とは、身分の高い人が身分の低い人に物を与えること、つまり「お下がり」です。

芙蓉妃としては願ってもない嬉しいことですが、そんな気持ちを現皇帝(主上)に悟られるわけにはいきません。

そこで、芙蓉妃は侍女とともに落胆したふりをし、夢遊病(じつは仮病)をよそおうのです。

猫猫はすぐに芙蓉妃の病が仮病であることを見抜きます。

しかし、芙蓉妃の行動の理由を知る中で、単に事件を解決することが正解とも言い切れない複雑な気持ちになったのではないでしょうか。

『薬屋のひとりごと』はアニメもいいですが、筆者は漫画がおススメです!

なんで禁止されたかわかってんのか?毒だっつってんだろが。

これは第5話にて、梨花(りふぁ)妃に白粉を塗った侍女に猫猫が放ったセリフです。

じつはこの、白粉(おしろい)には鉛が含まれており、梨花妃の体調不良は鉛中毒によるものだったのです。

下手すれば命にかかわることもあり、鉛入りの白粉を使用してはならないことを伝える場面。

薬学に精通しているからこそ、知らずのうちに鉛を日常的に摂取することの危険性と怖さを誰よりも知っている猫猫。

これ毒です

これは第7話にて、スープが毒であることを伝える猫猫のセリフです。

美味しそうなスープを前に、誰もこの中に毒が入っているとは思わなかったでしょう。

冷静な声で言う猫猫と周囲の慌てぶりのギャップも感じられる名言です。

しかし、一つ間違えれば医官であろうと対処できない問題であること、ゆめゆめ忘れないようにしてください

これは第8話にて、里樹(りーしゅ)妃の毒味役に猫猫が放ったセリフです。

里樹妃は、14歳の若さで上級四妃の地位にある、お妃の一人。

しかし、高位にありながら、年齢の若さや経験不足、先帝の妃であったという過去などが原因で彼女はいじめの対象となってしまいます。

意図的に恥をかかせるために、他の妃と同じ色の服を着せられる、彼女のアレルギーを知りつつ、故意に魚介類を食べさせようとする等のいじめを受けますが、里樹妃は勇敢に振る舞おうと努力し、そのふるまいは多くの読者に感動を与えています。

リーシュ妃には、重要な職務である毒味役が仕えており、名前は河南(かなん)です。

毒味役は、里樹妃が摂取する食事の安全を保証します。

妃の命を守る働きがあるからこそ、その責任を持ち、常に危険が傍に孕んでいるかもしれないという意識を持つ事を、猫猫は強調したのかもしれません。

大丈夫、いつでも帰ってこれるからさ

これは第21話にて、羅門に「いつでも帰っておいで」と言われた際の猫猫のセリフです。

自分の帰る場所があるというのは、心の安定にもつながりますね。

たとえ失敗しても、辛いことがあっても、帰る場所や待っていてくれる人がいると思うだけで気持ちを強く保てます。

手つかずの花だからこそ価値があるのです、手折れればそれだけで価値は半減、さらに子を孕ませれば価値などないに等しくなります

これは第28話にて、「妓女の価値を下げるにはどうすればいいか」と言う壬氏の質問に対する猫猫の回答です。

妓女(ぎじょ)とは簡単に言えば遊女のことです。

手折れとは、女性をわがものにすること。

妓女の価値についても猫猫は詳しいです。

私にとって壬氏さまは壬氏さまですから

これは第64話にて、「悪かった」と言う壬氏に対して猫猫が返したセリフです。

猫猫は、身分や容姿などで人を判断しないのが伝わってきます。

薬屋のひとりごと名言~壬氏(じんし)のセリフ~

そうか、やる

これは第6話にて、猫猫に簪(かんざし)を上げた際の壬氏のセリフです。

猫猫がなぜわざとそばかすメイクをしていたのかを知ってしまった壬氏は、男物のかんざしを猫猫にあげました。

言葉は少ないですが、壬氏が猫猫のことを特別に想っている様子が伝わってきます。

もう少しだけだ、少しだけ温めてくれ

これは第18話にて、猫猫を抱きしめる壬氏のセリフです。

壬氏の猫猫への想いが爆発し、止められない一場面。

猫猫もそれを受け入れており、今後の2人の関係性に目が離せません。

ちゅっ

これは第20話にて、壬氏が猫猫と間接キスをするという場面です。

壬氏と猫猫の関係が進展する瞬間ですね。

確認してみるか?

これは第63話にて、イチモツがあることが明らかになった壬氏が猫猫に放ったセリフです。

壬氏が猫猫を押し倒し、どんどん大胆になってないですか。

二人の関係は果たしていかに。

壬氏がぐいぐい来る場面で、猫猫はさらっとかわそうとしますが、動揺する様子も少なからず表情に現れています。

たとえ下賜されたものであっても上級妃の紋がついたものを一侍女風情が身に着けるとは分不相応だと習わなかったのですか?

これは第67話にて、里樹(りーしゅ)妃の鏡を見て「これは誰かに下賜してはいかがでしょうか」と言う元侍女頭に壬氏が放った言葉です。

嫌味ばかり言って里樹妃をいじめる元侍女頭を、壬氏がバサッと切り、心がスカッとする場面です。

若干14歳にして上級妃である里樹妃に対して、敬意を払っているのが伺えます。

薬屋のひとりごと名言~李白(りはく)のセリフ~

妻として迎えたい女を自分で稼いだ金で請けずしてそれで男と言えましょうか

これは第35話にて、壬氏の申し出を断った李白(りはく)のセリフです。

李白は朝廷に仕える若い武官であり、武官らしい鍛え抜かれた体格と自分の信念を貫く本気な性格で好感が持てます。

妻として迎える女性を大切にしたい気持ちがと夫婦になり自分たちの幸せをつくっていく責任感が感じられる熱いセリフですね。

薬屋のひとりごと名言~漢羅漢のセリフ~

残った娘と共にいたい、ただそれだけが願いだった

これは第37話にて、猫猫が鳳仙と自分の子であることに気づいた羅漢のセリフです。

羅漢の娘としての猫猫への想いがわかる場面ですね。

婆、私はこの妓女を見受けするよ、鳳仙花のように美しいこの女をー

これは第38話にて、鳳仙(ふぉんしぇん)を見つけた際の羅漢のセリフです。

気ままに生きているように見える羅漢ですが、かつて実は苦い恋愛経験がありました。

それは猫猫が生まれる前、羅漢と一人の妓女の恋が、悲恋に終わったことが原因でした。

その妓女こそが鳳仙です。

鳳仙は、かつては緑青館の人気の妓女でした。

しかし、梅毒が進行し、鼻が欠け皮膚が腫瘍だらけの寝たきり、神経梅毒のため知性も失っている状態です。

普通なら店を出されるところですが、何か理由があるのか館の離れで看病を受け続けていました。

どんな見た目になろうが鳳仙を身請けし、長年の時を経て一途な愛情を貫く羅漢。

途切れていた恋の続きが再び始まったのです。

羅漢の想いが溢れている場面ですね。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

『薬屋のひとりごと』の個性豊かな登場人物たちのそれぞれの思いが込められたセリフに、目が離せません。

話が展開していくうちに、伏線が回収されたり、実はそうだったのか!といった意外な展開があったりと見どころ満載の『薬屋のひとりごと』おススメです。

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