鬼滅の刃名言~炭治郎・煉獄・しのぶ・人生~

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アニメの名言

大人気漫画である『鬼滅の刃』。

アニメ化や映画化もされて、社会現象になるほど大ヒットした作品であり、知っている方も多いのではないでしょうか。

鬼と闘う剣士たちの物語であり、主人公・炭治郎とその仲間の成長や切磋琢磨していく姿には胸が熱くなります。

そんな『鬼滅の刃』、人間の本質に触れるような名言も多く、感動する名ゼリフも数多く存在します。

この作中に出てくる炭治郎や煉獄さん、胡蝶しのぶの名言に込められた意味や人生で大切にしたい名言を深堀していきましょう!

※ネタバレを含みます。

この記事を書いた人
horie

人生に影響のある言葉を研究する主婦です。
家にある本は漫画を含めて1000冊を超え、「人生は思考から」をモットーに、歴史上の人物や漫画、スポーツ選手の言葉など様々なところから生まれる名言・格言を紹介します。

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『鬼滅の刃』竈門炭治郎(かまどたんじろう)の名言

強い者は弱い者を助け守る
そして弱い者は強くなり、また自分より弱い者を助け守る
これが自然の摂理だ!
これは17巻148話、最終章の無限城編で、猗窩座(あかざ)との戦闘時に炭治郎が言った名言です。
弱者が嫌いな猗窩座にとって、弱いものが強いものに消されていくことは当然のことでした。
しかし、炭治郎の拳を受け,強さを求めて鬼となった猗窩座の目を覚まさせ、強く優しかった、かつての思いを呼び起こします。
猗窩座が本当に決別したかったのは、自暴自棄になり鬼として生きることを選んだ自分自身でした。
本当は、炭治郎の言葉を誰よりも理解し、誰かを守るために生きたかった猗窩座。
他者を想うその心こそが美しいです。

いつでも、誰かを思いやり、助ける気持ちを大切にしたいですね。

頑張れ! 頑張ることしか出来ないんだから、俺は昔から。
努力は日々の積み重ねだ。
少しずつでいい、前に進め!
これは6巻50話の機能回復訓練・後篇で、炭治郎が言った名言です。
同じ時期に最終選別を受けたカナヲに全然勝てなかった炭次郎達。
機能回復訓練を受けることになりますが、善逸と伊之助は訓練を放棄してしまいます。
しかし諦めない炭次郎は訓練を続け、カナヲや柱達の強さの秘訣は”全集中の呼吸”を四六時中することだと知ったのです。
懸命にもがいて、何かを求め続けていると、必ず気付きやヒントがもらえます。
心と現実は繋がっているなあと思う瞬間でもあります。
不思議ですが、諦めずに心の中で念じたり求め続けていると、ふと心に解決の糸口が浮かんだり、新しい方法を思いついたりするのですよね。
家族も仲間も強い絆で結ばれていれば、どちらも同じように尊い。
血の繋がりが無ければ薄っぺらだなんてそんなことはない!!
これは5巻36話の、那田蜘蛛山編で、炭治郎が蜘蛛の鬼・累と対峙したときに言った名言です。
累は、酷く家族に固執しており、恐怖で血のつながらない者を縛り、「家族」と呼んでいました。
炭治郎は、そんな絆は偽物だと言います。
人間だった頃の記憶を思い出したとき、父と母との本物の絆を自らの手で切ってしまったことに、最後に気が付いた累。
本当の絆を求め続けてきた、その小さな身体からは抱えきれないほどの大きな悲しみが溢れていました。
目に見えるつながりや関わりではなく、相手を信頼し、信頼される関係こそが本物の絆なのではないでしょうか。

自分の価値観だけで、表面的に相手のことを判断をせず、その人をよく知ろうとすること、言葉にならない言葉をもよく聞き、どんなときも相手へのリスペクトを忘れないことが必要だと感じました。

「信じること」について、女優の芦田愛菜さんが次のような名言を残しています。

人は『裏切られた』とか、『期待していたのに』とか言うけれど、別にそれは『その人が裏切った』とかいうわけではなくて、『その人の見えなかった部分が見えただけ』であって、その見えなかった部分が見えた時に『それもその人なんだ』と受け止められる『揺るがない自分がいる』というのが『信じられることなのかな』って思って。

深いですね。
相手を「信じる」ことなのに、実は、自分自身の相手を受け止める力を問われているのですね。

芦田愛菜の名言記事はこちらです。

芦田愛菜の名言~信じる・期待する・結果・運命・短い~
子役の頃から活躍し、若くして日本を代表する女優の一人となった芦田愛菜さん。 トーク番組などで話している様子を拝見すると、非常にしっかりとした受け答えをし、自分の考えを堂々と話している姿が印象的です。 そんな芦田愛菜さんの、信じること・期待す...
一人でできることなんてほんのこれっぽっちだよ。
だから人は力を合わせて頑張るんだ。
14巻117話で、時透無一郎が上弦の伍である鬼・玉壺の術に囚われ、意識が薄らいでいく中で、以前に炭治郎に言われたこの名言を思い出します。
しかし実は、この言葉は、炭治郎と同じ赤い瞳を持つ無一郎の父が言った言葉でした。
刀鍛冶の里の少年・小鉄が、自分のことを一生懸命助けようとする姿を見て、「早く逃げろ。君にできることはない。」と思う無一郎。
しかし、炭治郎、いや、父が語り掛けてくれたこの言葉をを無一郎は思い出します。
人のためにすることは、巡り巡って自分のためになる。
そして人は自分ではない誰かのために、信じられない力を出せる生き物なんだよ。無一郎。
そして、その意味を知っていると瞬時に感じた無一郎は、最後の力を振り絞って、玉壺の術でつくられた、壺を壊すことができ、助かったのでした。
無一郎の「無」は無限の無であり、自分ではない誰かのために無限の力を出せる人間なのです。
人からの何気ない言葉によって気付かされることの大きさ。

誰かのために何かをするとき、人間のパフォーマンスは最大になります。

筆者は、結婚し、子どもが生まれ、人生の段階が変わっていく中で、昨日より今日、今日より明日と、誰かのために生きたいとより思うようになりましたし、自分の器や弱さにも目を向けられるようになりました。

もちろん、余裕のないときだってあります(笑)

余裕がないと優しくなんてできませんし、いろんな人の言葉を受け止めることもできませんよね。

負けるな 燃やせ 燃やせ 燃やせ!!心を燃やせ!!!
これは9巻77話の遊郭編で、炭治郎が上弦の陸である堕姫と戦ったときに放った名言です。
炭治郎は、強敵である堕姫を前に、自身を鼓舞し、負けるな、心を燃やせと言い聞かせて戦いに挑みました。
負けるなというのは、敵に対してもですが、何より自分自身の精神に対して言った意味が大きいでしょう。
頑張れ炭治郎頑張れ!!
俺は今までよくやってきた!!
俺はできる奴だ!!
そして今日も!!これからも!!折れていても!!
俺が挫けることは絶対にない!!
これは、3巻24話で元・十二鬼月の響凱(きょうがい)と戦った際の名言です。
どんなに強い敵を前にしても、信じるのは今まで頑張ってきた自分しかいません。
結果がどうであれ、やるしかないのです。
誇り高く………
自分の立場をきちんと理解して
その立場であることが
恥ずかしくないように
正しく振る舞うことかな
4巻28話で、「誇り高く」の意味を伊之助に聞かれた際に、炭治郎が言った名言です。

人は皆、自分にしかない価値があります。

その自分の価値を評価し、自己を肯定して喜びを感じながら生きることの大切さをこの名言は伝えています。

恐怖でがんじがらめに縛りつけることを
家族の〝絆〟とは言わない
その根本的な心得違いを正さなければ
お前の欲しいものは手に入らないぞ!!
5巻38話で、蜘蛛の鬼・累に炭治郎が言った名言です。
累は、禰豆子が炭治郎を庇う姿を見て、本物の兄弟の絆だと感動し、「妹を僕に頂戴」と言います。
さらに、「恐怖の絆でつなぐから」とも言いだします。
そんな累に、炭治郎は禰豆子は物ではないし、自分の想いも意思もあると訴え、妹を渡すものかと抗議します。
支配や依存でつながっても、心は寂しいままです。
相手を想う心や思いやりが、本当の絆をつくる第一歩となるのではないでしょうか。
人にはどうしても退けない時があります
これは10巻81話の遊郭編で、堕姫との戦いの際の名言です。
人々を傷付ける堕姫に対して大きな怒りを持った炭治郎。
ボロボロになりながらも心の仲でこの名言にある言葉をつぶやきます。
自分が才能のない弱者だと思っていても、彼にとってそんなことは戦わない理由にならないのです。
負ける可能性が限りなく大きくても、鬼に立ち向かわなければならない、そんな覚悟と強い責任感が溢れていますね。
その境遇はいつだって ひとつ違えばいつか自分自身がそうなっていたかもしれない状況
これは11巻93話の遊郭編で、炭治郎が上弦の陸の鬼と対峙した際に心の中でつぶやいた名言です。
鬼も、かつては人間でした。
いつ自分が鬼になっていてもおかしくないと、人間の心の中に宿る弱さを理解している炭治郎。
私たちは、人生のあらゆる面において、進むべき道を判断しなければなりません。
そのときに頼りになるのは、自分の心の声です。
人のためにすることは結局巡り巡って自分のためにもなっているものだし
俺も行こうと思ってたからちょうどいいんだよ
これは12巻106話で、炭治郎が時透無一郎に言った名言です。
無一郎は、自分の探している刀鍛冶の鉄穴森さんを、一緒に探そうかと言ってくれる炭治郎に対して、「何でそんなに人を構うの?君には君のやるべきことあるんじゃないの?」と聞き返します。
そんな無一郎に対して、上記のような言葉を炭治郎は返しました。
「巡り巡って自分に返ってくる」というのは、この世界の法則・理であり、自分の心が鏡のようになって現れてきます。
例えば、頼まれた仕事にすぐ取り組んだり、小さな約束でも忘れずに実行することで、徐々に周りから信頼され、結果として互いに良い人間関係が築けるようになります。
あなたが周りを大切にするほど、同じように大切にされる機会が増えていくでしょう。
一番弱い人が 一番可能性を持ってるんだよ玄弥。
これは20巻172話、最終章-無限城編-で炭治郎が玄弥にかけた名言です。
強さだけで判断しない、炭治郎の深い洞察力が垣間見える場面です。
玄弥は鬼たちとの最終決戦で上弦の壱の鬼と戦うことになります。
この戦闘には兄の実弥をはじめとする柱たちが複数名参戦し、玄弥はなかなか戦いに貢献できませんでした。
しかし、そんな中で炭治郎からかけられたこの言葉を思い出し、覚悟を決めて奮起し、この戦いに大きく貢献することになります。
自らの弱さも受け止め、誰かのため自分のために懸命に努力してきた炭治郎の言葉は説得力がありますね!
この世にどうでもいいことなんて無いと思うよ。
きっとカナヲは心の声が小さいんだろうな。
これは7巻53話で、炭治郎がカナヲに言った名言です。
炭治郎がカナヲに、「カナヲはどうしたかった?」と聞いても「全部どうでもいいから自分で決められないの」と言います。
自分の心の声を聴くことは、自分の人生の願いや使命を生きる上でとても大切なことです。
自分の心の奥深くで響くこと、歓びを感じられること、悲しみや後悔、すべてが心の声です。
その心の声を頼りに、私たちは人生の大きな判断をするといっても過言ではありません。
俺達は仲間だからさ
兄弟みたいなものだからさ
誰かが道を踏み外しそうになったら
皆で止めような
これは23巻201話で、鬼になってしまった炭治郎を前にして、かつての炭治郎が言った言葉を、伊之助が思い出した場面での名言です。
炭治郎は、純粋で、どこまでも人を信じ、仲間を思いやる優しい心を持っていました。
そんな炭治郎の言葉は、どんなときも仲間の胸の中で鮮やかに輝いているのですね。
何であんなにずっと怒っているんだろう?やっぱりおなかすいてるのかなあ?
人が怒っているのを見ると、自分が何かしたのかな、怒らせたかなと不安になってしまうときがあります。
しかし、冷静に考えてみましょう。
余裕がなかった、お腹がすいていたなど別の理由があるかもしれません。
相手の感情に、自分がのみ込まれないようにすることが大切です!

筆者の職場は、4月がものすごく忙しい職場です。

そんなとき、職場の多くの人が余裕のない顔で仕事をしています。

怒ったような言葉で、言い方ががキツい人がいると感じることもありますが、「余裕がないのだろうな」「お腹がすいているのかな」と今では流せるようになりました。

頑張れ!!人は心が原動力だから心はどこまでも強くなれる!!
これは7巻53話で、蜘蛛屋敷で出会ったカナヲに対し言った名言です。
カナヲは、自分の意思で何かを決めるということがあまりなく、コインを投げ、その表裏でするしないを判断していました。
炭治郎はその状況が健全ではないと感じ、カナヲに「自分の心の声をよく聞く」ということを約束させます。
そして、この名言のようにカナヲを励まします。
炭治郎の純粋な心や、人を信じ、相手を気遣う優しさが伝わってきますね。
それでも俺は 今自分にできることを精一杯やる
心を燃やせ 負けるな 折れるな
これは22巻192話で、炭治郎が宿敵・鬼舞辻と対峙した際に心の中でつぶやいた名言です。
ときには、自分の力が到底及ばないような難境や試練に見舞われることもあるでしょう。
しかし、「こんなことできない」と、自分で自分の限界をつくってしまうのではなく、「できることを精一杯やる」といった姿勢で取り組むことは、自分にとっての心の鍛錬になります。
たとえ自分が予想していた状況でなくても、「きっとこの場にいるということは何か果たすべきことがある!」と思って、誠心誠意取り組むことで、また新たな道が開けてくるでしょう。
(どうして表を出せたの?)偶然だよ。それに裏が出ても、表が出るまで何度でも投げ続けようと思ってたから
7巻53話で、炭治郎が、カナヲに言った名言です。
コインを投げ、その表裏でするしないを判断していたカナヲに、コインの表が出たら「カナヲは心のままに生きること」と炭治郎は言います。
そして炭治郎が投げたコインは、本当に表を出します。
もし、このとき裏が出ていても、表が出るまで投げ続け、カナヲが本当に自分の声をよく聴いて生きてほしいと思った炭治郎の優しさが溢れるシーンでした。
悔しいなぁ。何か一つできるようになっても、またすぐ目の前に分厚い壁があるんだ。

これは、8巻66話で、上弦の鬼との闘いの後で、弱音を見せた炭治郎の名言です。

目標に向かって頑張っても頑張っても、目の前に現れる壁にくじけそうになるときがあります。

筆者は、今まで自分のできそうなことにしか挑戦してきませんでしたが、今、思うようにはなかなかいかない試練がきています。

しかし、ここで諦めずに、継続すること、精神を保ちバランスをとることが必要と日々感じています。

分厚い壁を越えられるか越えられないかで一喜一憂するのではなく、日々小さくても積み重ねと継続をできている自分を信じ、進んでいくことが大切ですね。

『鬼滅の刃』煉獄の名言

心を燃やせ。

これは8巻66話で、自身の最期を悟った煉獄が、最後に「こっちにおいで。最後に少し話をしよう」と炭治郎を呼び寄せ、言った名言です。

煉獄さんといえば、純粋でまっすぐな性格であり、人情に厚く優しい人柄です。

最後に、心を燃やし続けることを炭治郎に伝えたかったのでしょう。

時には己の不甲斐なさや弱さに打ちのめされる時があるかもしれません。

しかし、そんな時こそ、自分自身を信じ、軸をしっかりともって奮い立たせることが大切ですね。

母上、俺はちゃんとやれただろうか。
やるべきこと果たすべきことを全うできましたか?
これは、8巻66話で、煉獄さんが母・瑠火(るか)に言った名言です。
この問いかけに対し、瑠火は「立派にできましたよ」と優しく微笑みます。
胸を張って生きろ。

これは8巻66話で煉獄さんが炭治郎に言った名言です。

柱合会議で、鬼となった妹・禰豆子を庇う炭治郎を、批判していた煉獄。

しかし、汽車の中で懸命に人間を守ろうとする禰豆子の姿を見た煉獄は、主張を改め、「君の妹を信じる」と炭治郎に伝えます。

君が足を止めて蹲(うずくま)っても時間の流れは止まってくれない。
共に寄り添って悲しんではくれない。

これは8巻66話で、煉獄さんが炭治郎に伝えた名言です。

大きな悲しみと後悔を背負って生きるからこそ、人は誰かのために強く優しくなれるのかもしれません。

どんなにつらい出来事があっても、人生の目的を果たすためには避けては通れない、乗り越えなければならない試練があるのです。

考えても仕方がないことは考えるな

これは、7巻55話で煉獄さんが心の中でつぶやいた名言です。

晴れて柱となった煉獄さんが父に報告をしに行ったときのこと。

元・柱の父は、かつての情熱的で熱心に自分たちを育ててくれた頃の姿とはまるで別人でした。

煉獄さんの頭の中には「なぜ?」という思いが浮かびます。

しかし、それは考えても仕方のないことと、自分の心に蓋をし、気丈に明るく振舞おうとします。

答えのない問に出会ったとき、たとえそれが、自分の人生レベルでの悲しみにつながっていようとも、今考えても仕方がないと思い気持ちを抑えてしまうことがあります。

しかし、そういった問いかけは、今後の人生で必ずまた自分の目の前にやってきます。

それは、どうしても答えが知りたいと、心の奥で思っているからです。

表面意識では考えても仕方のないこととして捉えていても、魂の次元では、大切な意味のある問いなのですね。

まさに、意味のない出来事は何一つとして無いのですね!

何度でも言おう。俺と君とでは価値基準が違う

これは、8巻63話で煉獄さんが猗窩座に言った名言です。

猗窩座は、煉獄に、鬼になれば老いることもないし、何百年でも生き続けて強くなれると言います。

しかし、煉獄さんは、それとは真っ向から反対の考えを示します。

老いることも、人間というはかない生き物の美しさだと言い、強さとは肉体だけに対して使う言葉ではないから、炭治郎は弱くはないと猗窩座に言います。

本当の強さとは優しさだと筆者は思います。

誰が強くて偉いとかではない、それぞれに役割や適性があり、それぞれが自分の果たすべきことに向かって同じ時を生きていることが尊いと感じます。

呼吸を極めれば様々なことができるようになる。何でもできるわけではないが、昨日の自分より確実に強い自分になれる

これは、8巻62話で、煉獄さんが炭治郎に言った名言です。

「呼吸」とは鬼滅の刃にでてくる隊士たちが、身体能力を高めるために使う技術のことです。

呼吸を極めることは容易ではありません。

血の滲む努力と精神力が必要になります。

何か技術を習得したり、境地をあげるためには、私たちにおいても、同じことが言えます。

『鬼滅の刃』胡蝶しのぶの名言

鬼も人もみんな仲良くすればいいのに 冨岡さんもそう思いません?
これは、しのぶが富岡さんに言った名言です。
傷つけあうのではなく、理性があるもの同士ならば、互いを理解しようと歩み寄ることは、調和な世界をつくるためにとても大切なことです。

「異質な人を受け入れる」というのは、筆者の人生における重要なテーマの一つでもあります。

様々な人間関係の中で、相手を理解できずに苦しむがありましたが、異質な人にこそ自分にはない光があるのだなと最近思いました。

同時に、自分の価値観のみでその人全てを判断してしまっていた自分の未熟さに気付きました。

自分の心に、問い続け、訊ね続けることで、少しずつ、歩み寄ろうとする自分が現れてきたように感じます。

君には私の夢を託そうと思って。鬼と仲良くする夢です。きっと君ならできますから。

これは6巻50話で、しのぶが炭治郎に言った名言です。

炭治郎はしのぶの笑顔とは裏腹に、「怒り」の匂いがすると伝えます。

実は、鬼に姉・カナエを奪われ、つらく悲しい過去を持っていたしのぶ。

この夢は、心優しかった姉・カナエの夢でもあり、今まで笑顔を絶やさずに頑張ってきました。

しかし、少し疲れてしまったと炭治郎に打ち明けます。

妹が鬼になろうとも変わらず、信じ想い続ける炭治郎の優しくまっすぐな心と、限りない可能性を目の当たりにし、彼なら自分や姉の夢を果たしてくれるかもしれないと思ったのでしょう。

できるできないじゃない。やらなきゃならないことがある

これは、17巻143話で、しのぶが上弦の弐の鬼と対峙した際に心の中でつぶやいた名言です。

使命感に突き動かされ、自分の理性よりも直感だけを頼りに、勇敢に敵に向かっていく姿が美しいシーンでした。

幸せの道はずっとずっと遠くまで続いているって思い込んでいた。
破壊されて初めてその幸福が薄い硝子の上に乗っていたものだと気づく。
これは17巻143話で、しのぶが過去を回想し、思ったことです。
失って初めて、その幸せは当たり前ではないことに気付くことがあります。

「良い事も悪い事も長くは続かない」という言葉がありますが、この世に生きる以上儚さと付き合い続けなければなりません。

だからこそ、人は苦難を乗り越え、歓びをかみしめることができるのかもしれませんね。

筆者は、親になって3人子育てをして、自分の親に感謝の思いをより一層持つようになりました。

自分が幸せな人生を送れたのは、運で育ててくれた親がいればこそだと感じました。

親から自立できていなかったり、自分の経験の浅さだったりで気付けなかったことがたくさんあると感じるこの頃です。

『鬼滅の刃』人生における大切な名言

なぜ自分が人よりも
強く生まれたのかわかりますか
弱気人を助けるためです
生まれついて人より
多くの才に恵まれた者は
その力を世のため人のために
使わねばなりません
天から賜りし力で人を傷つけること
私腹を肥やすことは許されません
弱き人を助けることは
強く生まれた者の責務です
責任を持って果たさなければならない
使命なのです
決して忘れることなきように
これは8巻で煉獄さんの母・瑠火が言った名言です。
自分が持っている才能や力を、他のために心を尽くして活かす使命は、実は誰しもが持っているのかもしれませんね。
母・瑠火は、煉獄さんと同じく、アツき心の持ち主だったのでしょう。
自分がされて嫌だったことは
人にしちゃいけない
これは10巻88話で、善逸が上弦の陸の鬼を前にして言った名言です。
嫌な目や辛い目にあって、そと同じことを他人にしてしまうか、自分がされて嫌だったから決して人にしないと心に決めるのかは自分次第です。
強い心とは、自分の中の弱さに負けない心のことを言うのではないでしょうか。
私は永遠が何か…知っている
永遠というのは人の想いだ
人の想いこそが永遠であり不滅なんだよ

これは16巻137話で、産屋敷耀哉が鬼舞辻に言った名言です。

人の命には限りがありますが、想いは永遠に生き続けます。

形あるものは壊れますし、富や地位・名声もあの世に持っていくことはできません。

私たちが、日頃から心を鍛錬し、調和に向かって生きることで、その想いは受け継がれ、やがて永遠の輝きを放つのではないでしょうか。

僕が何の為に生まれたかなんて
そんなの自分でちゃんとわかってるよ
僕は幸せになる為に生まれてきたんだ

これは21巻179話で、時透無一郎が双子の兄・有一郎に言った名言です。

「自分は何のために生まれたのか」、人生で1度は疑問に思ったことはあるのではないでしょうか。

日々の生活に忙しく生きる中で、自分に人生の目的や願いなどあるものかと感じる人もいるかもしれません。

しかし、誰もが大きな後悔と、今世こそは果たしたい願いをもって生まれてくると筆者は信じています。

幸せになって、この人生を味わうことも、大きな意味がありますよね。

『鬼滅の刃』は、光と闇のエネルギーの対峙が色鮮やかに描かれていて、感動のシーンの連続でした。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

『鬼滅の刃』の名言には、自分を信じ、誰かのために心を尽くすことの大切さが溢れていました。

当サイトでは、他にも漫画・アニメの名言を紹介していますのでご覧ください。

仲間とともに、戦いながら成長をしていくHunter×Hunterの名言記事はこちらです。

『ハンターハンター』の名言~ゴン・キルア・クラピカ~
冨樫義博さんによる、絶大な人気を誇る漫画『ハンターハンター』は、主人公ゴンが、父親ジンを探すために、ハンターとして、仲間とともに成長していく物語です。 個性豊かでユニークなキャラクターたちの絆の深まりと成長から目が離せません。 そんな『ハン...

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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