国民的アニメの『ちびまる子ちゃん』
作者のさくらももこさんの投影でもある、小学校3年生の主人公「ちびまる子ちゃん」が家族や友達とともに繰り広げる日常を描いたコメディ漫画です。
個性的なキャラクターが登場し、ときには深い名言を放ちます。
主人公まる子をはじめ、ひろし(お父さん)、お母さん、友蔵(おじいちゃん)、おばあちゃん、また、クラスメイトである永沢君、花輪君、藤木君の名言を考察していきましょう!
『ちびまる子ちゃん』まる子の名言
福笑いとは、お正月に遊ばれる、日本の伝統的な遊びです。
目隠しをして、目や鼻、口と言ったパーツを適正だと思う場所に置いていくので、出来上がった顔は滑稽な顔立ちになります。
それを見て笑い、楽しむものが福笑いです。

よりおかしな顔を作った人、またはより正しいふつうの顔を作った人を勝者とするなど、様々な勝敗を決するやり方がありますが、筆者は面白い顔を作った人を勝ちとするやり方が、初笑いを誘う正月らしくて良いなあと感じます!
何事も、下手だからダメというわけでは決してなく、上手い下手それぞれの良さがありますね。
これは、たとえ恥をかいたとしても、恥は一瞬であり、時間が経てば忘れてしまうことを伝える名言です。
「聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥」といったことわざもありますが、行動に移してたとえ恥をかいたとしても一瞬です。
しかし、行動せずにいると、何も学べませんし知るすべもありません。
恥を気にせず、堂々と行動したいですね!
「苦労」は私たちに様々な学びを与えてくれます。
苦労してきた人は、独特のオーラがあり、人生を乗り越えてきた感が身体から滲み出ている人も多くいるでしょう。
苦難や困難を乗り越えてきたからこそ、何気ないことに感謝やありがたみを感じることができるのかもしれませんね。
苦労した人は、様々なことを思慮深く考え、気配りが出来たり、愛に満ち溢れていたりする場合が多いです。
多くの人が気にも留めないような小さなこと、当たり前のことに対しても、ありがたみを感じられるのは、その人の培われてきた人間力とも言うべきかもしれませんね。
心に余裕やゆとりのある人は、たとえバカバカしいと思えるものを買ったとしても、そんなものを買った自分を受容することができます。
長所も短所もすべてをありのままに受け入れられる心の柔軟さを持っているのです。
ポジティブシンキングで、何事も前向きに捉えることができます。
このような心の余裕は、生まれつきのものではありません。
日々、心の在り方を意識することによって、心の余裕や人生のゆとりは生まれるのです。
心の余裕は、自分自身だけでなく、周りの人々にも良い影響を与えます。
あなたが心に余裕を持って行動することで、周りの人々も心穏やかに過ごせるようになるかもしれませんね。
心の余裕を持つための第一歩を踏み出してみると、きっと、新しい自分との出会いがりますし、人生のゆとりにもつながるでしょう。
日曜日の午後から、明日の仕事のことを考えると憂鬱になることはありませんか。

筆者はあります(笑)
自分が次の日から仕事でも、ごきげんになれる方法が自分でわかっていれば、憂鬱になることはなくなるかもしれません。
あなたのリフレッシュ方法は何ですか。
自分のごきげんをどのようにして取りますか。

筆者は、家族と美味しいごはんを食べに行ったり、銭湯に行ったりすることが自分のリフレッシュ方法です。
たまに、ちょっと贅沢をして、少しお高めな焼き肉屋さんやお寿司屋さんに行くことも。
また、タイ古式マッサージにハマっていたときもあり、自分へのご褒美と癒しに通っていた時もありました。マッサージはお金がかかるのと、あっという間に終わってしまうのとで最近は行けていません。
自分の人生は限られています。
さらに、自分の大切な人と過ごす時間は、もっと限られています。
多いようで少ない、長いようで短いかけがえのないときを、大切にしたいですね。

夫と喧嘩をすることもたまにはありますが、お互い年も重ね、言い合いのような喧嘩は本当にめっきりとしなくなりました。
20代の頃が懐かしいです(笑)
しかし、時には、普段は伝えられない気持ちを、喧嘩腰ではなく言葉で伝えてみるのもいいかもしれませんね。
好きなことを持っていると人生が楽しくなりますね。
今は忙しくて、そんな時間は取れない人や、好きだったことを諦めてしまった人も中にはいるかもしれません。
しかし、自分の心の中にある「これが好き」といった気持ちはずっと残り続けます。
落ち着いたときや、ふとした時に、自分の好きな事に向き合う時間を取ってみるといいかもしれません。

筆者は絵を描いたり、ハンドメイド製品を作ったりといった作品作りが好きです。
子どもたちがだんだん大きくなり、時間にも少し余裕が生まれて、時々このような趣味にも取り掛かれるようになりました。
これからも大切にしたいですし、新たな趣味を見つけたい気持ちもあります!
母親と自分は別の人間であり、自分だけの意思を大切に生きるべきことを呼びかける名言です。
親と子は、距離が近い分依存関係になりやすいです。親に敷かれたレールを知らずのうちに歩んできた方も中に入るでしょう。
誰かを傷つけたり、命にかかわるような危ない事をして怒られるのは仕方がありません。
しかし、親と自分の価値観や考え方の違いで怒られることに関しては、自分の考えを尊重してよいと思うのです。

筆者の母親は、自分の価値が正しいと思い、無自覚のまま筆者に伝える部分がありました。
筆者も自分の考えがあるものですから、子どもの頃はよく言い争いになりました。
母親はそれを「反発」と捉え、「親に反発するなんてバチが当たる」なんて言っていましたが、「悪い事を私はしていない。自分の意見を言って何が悪い。」と筆者は強気でした。
筆者も納得がいかないととことん問い詰める性格だったので…。
自分の思いを大切に行動することが増えることもまた成長なのかもしれません。
「怒り」という感情は、周囲だけでなく、怒っている本人にも刃を向け、傷つけてしまうエネルギーを持っています。
傷付けたり壊したりするエネルギーではなく、幸せにしたり笑顔を広めたりといった、調和に向かうエネルギーを放つ人が増えると、世の中がもっと平和になりますね。
今に集中して、大切なときを生きられたら、どんなに良いでしょうか。
人生の願いを果たすために、今にエネルギーを込めて行動するのは大切です。
見返りや恩恵を求めて良い行いをするのではなく、奉仕の精神で、見返りを求めずに尽くす気持ちが大切です。
それは、きっとかならず、巡り巡って自分自身に返ってくるからです。
返ってくるのは、モノとは限りません。
人だったり、気持ちだったり、様々な形で私たちは自分の因縁からの果報をもらっているのです。
どんな過去があったとしても、甘い誘惑には勝てないときってありますよね。
自分を幸せにしてくれる甘い誘惑に、少しの間だけ浸っていたい気持ち、わかります。
理想はこの逆なのでしょうが、人間は未熟な生き物です。
多くの恩恵を受けているにもかかわらず、その大半は忘れてしまい、自分が売った小さな恩ばかりを覚えていたりするものです。
小学校の頃、誰しもが一度は思ったことのあるセリフなのではないでしょうか。
宿題はあっても、約40日もの休みがあると、今しかできない遊びをたくさんしたい気持ちになります。

筆者の子どもにも1人小学生がいますが、筆者の方がいまから我が子とどんなことをしようかワクワクしてしまっています(笑)
筆者も遊ぶの大好きなので…。
流しそうめん、釣り、バーベキュー、お祭り、キャンプ、虫探しなど。
筆者が幼い頃は、親が2人ともフルタイムで忙しく働いていたこともあってこういったイベント系やアウトドアは全くない家庭でした。
自分がしたかったけれどできなかったことを我が子とやってやろう作戦です!
もちろん、お勉強も大切なのですが、何にせ時間に余裕があるので。
時間の余裕って大切ですね。
『ちびまる子ちゃん』ひろし(お父さん)の名言
これは究極ですが、逆に言えば、命さえあれば何でもできるのです。
小さいことを気にしすぎてはいませんか。
それって本当に気にするべきことなのでしょうか、今一度、「ちょっと待て」を自分にかけて、考えてみてもいいかもしれません。

我が家では、教育方針の一つとして、命にかかわる危ないことと人を傷つけることは怒るよと子どもたちに伝えてあります。
それ以外のことでも怒ってしまうのですが…。
親がこのくらいドーンと構えて子どもを信じてあげることは、子どもの成長にとって重要なことだと感じます。
人間は未熟な生き物ゆえに、どうでもいいことは覚えていて、忘れてはいけないことを忘れてしまうこともあります。
しかし、ひろしの言うように、忘れる前提で生きていると、また世界が違って見えるかもしれませんね。

これ、筆者の理想です!!
まさに今、自分のしたいことをやることと、家族が元気で幸せに過ごすことがどうやったらできるかを、毎日のように考えています。
そんな悩みを考えられることこそが幸せなのかもしれませんね。

筆者は大きな夢は持っていても、大きな欲も持ってしまいます…。
欲はできるだけ小さく、自分も周りも、社会も幸せにできるような夢の実現に向かっていきたいと思いました。
どうせなるようにしかならねぇんだから、心配するだけ損じゃねぇかよ」
心配は現実ではなく、自分の心の中だけで起こっている、いわば虚像です。
あたかも現実が「心配」そのものであるかのように捉えてしまいがちですが、そうではないのです。
「なるようになる」と前向きな気持ちで、事態に向かっていくと現実もきっと良い方向に進むでしょう。

事態を受け止める力を育みたいと、筆者は最近いつも思っています。
現実を背負いきれずに逃げ腰になってしまう弱い自分と決別したい、受け止める力があればもっと多くの人の力になれるのにと思うことがしばしばあります。
心配は心の憑き物ですね。

社会人になりたての頃は、疲れで1日動けないなんてこともありましたが、最近は、昼過ぎまではお出かけして、午後はゆっくりする過ごし方もよくしています。
自分に合った疲れの取り方を知っていると、次の週も元気に頑張れそうですね!
『ちびまる子ちゃん』まる子お母さんの名言
『ちびまる子ちゃん』友蔵の名言
くだらないことのように思えても、案外重要なことってありませんか。
それに、くだらないことを出来るときの方が、心は安定していて余裕がある時なのです。

筆者は、1日何もせずに過ごす日もありますが、何もしない時間は自分にとって必要な時間です。
自分の心の声を大切にして、その時にやりたいことをしていくといいかもしれませんね。
落ち込んで見える人や元気のない人を見ると、なぜそうなのか知りたくなります。
ワケを言って発散したい人もいますが、中にはそっとしておいてほしい人や、ワケは聞かずにただ寄り添ってほしい人など様々です。

人の支えになるための色んな引き出しを自分の中に持っていると、力になりたいときになれるのではないかと感じました!
『ちびまる子ちゃん』おばあちゃんの名言

若い頃は、些細なことを譲れず、許せず、苦労していたなあと今となっては思います。
人を許すことは、自分の器を広げる鍛錬なのだろうなと感じます!
『ちびまる子ちゃん』永沢君の名言

筆者は、狭く深く付き合うタイプなので、あまり友達は多くありません。
社会人になって、友人になる出会いはないものと思っていましたが、すべてとは言えませんが心を開いて話せる友人にも出会いました。
自分の心を開いて、相手をよく知ろうとする気持ちが大切と思いました!
『ちびまる子ちゃん』花輪君の名言

筆者は、子どもの頃は「嫌い」といった感情のエネルギーをうまく使いこなせずに自分が疲れてしまっていたと感じます。
今では、本当に嫌と思う人に対しては、自然と物理的な距離を取るようになりました。
自分が嫌と思う人にエネルギーを使っていては勿体ないと思うようになりましたね。
『ちびまる子ちゃん』藤木君の名言
さいごに
いかがでしたでしょうか。
ちびまる子ちゃんに出てくる個性豊かな登場人物たちが、心に響く深い名言を放っていましたね。
当サイトでは、さくらももこさんの作品『コジコジ』の名言もこちらの記事で紹介していますのでご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
コメント