やなせたかしの名言~正義・人生・絶望と希望~

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目標達成の名言

子どもたちに大人気のアニメ『アンパンマン』の作者であるやなせたかしさんの名言を紹介します。

2025年前期の連続テレビ小説『アンパン』のモデルにもなり、話題となっていますね。

やなせさんは、激動の時代を生き抜き、多くの絶望と希望を体験されました。

また、人生の中で、正義とは何かを考えさせられる経験をし、それに関する名言も残されています。

そんなやなせさんの、「愛」と「勇気」溢れる生き方を、名言を通して見ていきましょう!

この記事を書いた人
horie

人生に影響のある言葉を研究する主婦です。
家にある本は漫画を含めて1000冊を超え、「人生は思考から」をモットーに、歴史上の人物や漫画、スポーツ選手の言葉など様々なところから生まれる名言・格言を紹介します。

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やなせたかしの正義に関する名言

逆転しない正義とは献身と愛だ。
それも決して大げさなことではなく、眼の前で餓死しそうな人がいるとすれば、その人に一片のパンを与えること。

この言葉は、愛の心をもって、まずは自ら一歩行動することの大切さを示した名言です。

献身とは、自らを犠牲にして相手に尽くすことを意味します。

ここで言う「一片のパン」とは、何か形としての行動であると筆者は考えます。

アンパンマンの名言の記事はこちらです。↓

アンパンマンの名言~勇気・愛・仲間・ジャムおじさんの言葉~
誰もが小さい頃に一度は目にしたことのある、やなせたかしさんによる、子どもたちに大人気のアニメ『アンパンマン』 このアンパンマンには、純粋でまっすぐに私たちの心に届く名言が多く残っています。 今回は、勇気・愛・仲間に関するアンパンマンの名言、...

優しい言葉をかけるでもいいし、その人が必要としているものを、自分にできる形で与えることが大事ですね。

献身と愛の心で行動することで、思いやりの連鎖が生まれ、その場がより良くなりますね!

特別なことでなくていい、自分から行動する勇気が大切だと感じました。

本当の正義というものは、決して恰好のいいものではないし、そしてそのために必ず自分自身も深く傷付くものです。

本当の正義とは、困っている人や苦しんでいる人のために傷付きながら戦う者であることを示した名言です。

痛みを知った者にしか、本当の痛みは分かりません。

悲しみを経験した人にしか、本当の悲しみは分かりません。

自分自身が経験した痛みや悲しみをもってこそ、本当の正義で人々を助けることができるのかもしれませんね。

強いからヒーローなんじゃない。喜ばせるからヒーローなんだ。

本当の「強さ」が力だと思っていてはヒーローではありません。

人が喜ばせたり、嬉しい気持ちにさせたりすることで、慕われ、多くの人が周りに集まります。

そんな、「喜び」の心を増幅していく人こそが本当のヒーローであるとこの名言は表していますね。

正義に勝ち負けなんて関係ない。
困っている人のために愛と勇気をふるって、ただ手をさしのべるということだけなのだ。
正義というのは、結果があるものでもなく、それによって評価や勝ち負けの判定がされるものでもありません。
また、いくら正義感があっても、自分の中でとどめてしまっていては勿体ないです。
この名言は、「愛」の心と踏み出す「勇気」で、自分も世界も変えられることを示唆しています。

筆者は、手を差し伸べるべきか迷ったときは、差し伸べずに後悔するよりも差し伸べて後悔した方がよっぽど良い!と自分に言い聞かせることで、行動できる場面が増えました。

仮に差し伸べてから、もっとこうすることもできたのではないか、などと後悔したとしても、それは次に活かせる学びになります。

自分を変えるにはまずは行動が大切ですね。

やなせたかしの人生に関する名言

ごくありふれた日常に、さりげなくひっそりと幸福は隠れている。

この名言は、幸福に気付かないだけで、私たちの日常にそれが多く隠れていることを表した名言です。

この意識は、日常生活を送る上で大切にしたいですね!

「小さな幸せ」が隠れているかもと、毎日意識するだけで、気持ちは全く変わります。

日常の何気ない事に気付くようになったり、普段受け流してしまうことでも、ちょっと立ち止まって考えたりできるようになります。

「悲喜こもごも」という言葉がありますが、まずは悲しみが先にやってくる。人間が生きていることを感じるのは、悲しいときのほうが多いんですね。

これは、悲しみがあるからこそ「喜び」も必ずあることを表した名言です。

光が当たると必ず影ができるように、「歓喜」は2つで1対なのです。

いつも前を見て、倒れるときも前のほうに倒れる。
そんな生き方を理想に、生きていきたい。
倒れるというのは、「つまづき」や「挫折」を意味しますが、「前に」倒れるという表現は、「つまづき」や「挫折」も前進している証拠であることを示唆しています。
試練があって、くじけそうになっても、挫折を味わっても、すべてが前進していると捉えることで、物事に向かう気持ちが変わりますね。

失敗も成功の一部という言葉があるように、挫折や失敗を経験すること自体に意味があり学びなのですね。

夢を実現することだけが人生の目的ではない。夢に向かって1歩ずつ1歩ずつ進もうとするその力が尊いのだ。

これは、結果だけでなくそこに行くまでのプロセスが大切であることを表した名言です。

スポーツでも、試合に勝利さえすればよいわけではありません。

チーム全員の気持ちだったり、試合に臨む姿勢の方が重要です。

なぜ、人生の目的がそれなのか、自分の願いは何なのかを自問自答し、時には葛藤し悩みながらも歩み続けようとする力が尊いのですね。

「継続は力なり」というが、あきらめないでひとつのことを思いを込めてやり続けていると、ちゃんと席が空いて、出番がやってくるものなのだ。

目標に向かって努力を継続することで、運やチャンスが自分に回ってくることを表した名言です。

一歩一歩、平凡に生きていくことは人の記憶には残りにくい。だが、その平凡なことを何十年も続けていくと、いつの日か、遠大な目標も果たされるのだ。当たり前のこと、小さなことをおろそかにしては、目標や希望にはとうてい手が届かない。長い人生を生きてきて、ぼくは心からそう思っている。

これは、目の前の小さなことや当たり前のことをおろそかにせず、向き合うことが、目標達成において重要である事を表した名言です。

成功の秘訣というのは、ぼくに言わせれば、70%が運。20%が努力で、10%が天分。ぼくがどれだけ漫画を書いていたとしても、そのよさを発見する人、本にしたいと思う人が出てこなければ駄目なんです。

この名言は、成功というのは自分一人で成し遂げられるものではなく、様々な運や環境、助力が重なり合って生み出されるものだということを表した名言です。

危難と地獄、辛酸のなかに重要な何かがある。長い人生では、一回や二回は地獄を通過したほうが、かえっていいのかもしれません。
マイナスと思える出来事にこそ、人生で重要なテーマが隠されていることを伝える名言です。
辛さや苦しさを経験したやなせさんだからこそ、身をもって感じたのではないでしょうか。
辛い経験をしたからこそ、日常のささいなことに喜びや幸せを見出せるようになったり、手を差し伸べたり人を喜ばせたりすることが尊いと感じられるのかもしれませんね。

試練や逆境に出会っても、その意味を見出し、自分に必要だから起こったことだ、何を学び、何をせよとこの出来事は伝えているのか?と前向きに、逃げずに向き合いたいという勇気をもらいました!

「やなせさんはずーっと順調にきていて、一度も挫折したことがありませんね」と言われることがある。とんでもない。挫折というのは途中で駄目になることだが、ぼくは四十歳を越えてもまだ五里霧中で、挫折どころか、出発していなかった。

このやなせさんの言葉から、何かを始めるのに年齢は関係ない、遅い事なんてない!といった勇気がもらえます。

今では、やなせたかしさんと言えばアンパンマンの生みの親として有名ですが、アンパンマンが大ヒットしたのは、やなせさんが70歳前後のときでした。

遅咲きではありましたが、それからは子供向けのアニメとして不動の地位を築き上げ、今もその人気は衰えることなく、多くの人々に勇気と愛の素晴らしさを伝え続けています。

人生何が起こるかわからないからこそ、そのワクワク感を楽しみ、日々を丁寧に一生懸命に生きることが大切だと感じました!

生きていることが大切なんです。今日まで生きてこられたなら、少しくらいつらくても明日もまた生きられる。そうやっているうちに次が開けてくるのです。

辛い、逃げたい、投げ出したい状況にいる人にとって、「生きていることが大切」というのは、心に刺さるのではないでしょうか。

生きているうちに道が開ける、そのくらい肩の力を抜いて、楽観的に生きることも大事ですね。

我々が本当にスーパーマンに助けてもらいたいのは、たとえば、失恋して死にそうな時、おなかがすいて倒れそうな時、あるいは旅先でお金がなくなった時、その他いろいろあるわけで、そういう細かいところに気がつく優しいスーパーマンがいてほしいのです。鉄橋もちあげたり、全くいそうにもないビニール製の怪獣をなぐりつけてもらっても、あんまり心から喜べない。本当のスーパーマンは、ほんのささやかな親切を惜しまない人だと。そして、そういう話をいつか描きたいと考えたのです。

『アンパンマン』が生まれた、原点ともいえるやなせさんの思いが詰まった名言です。

「恥ずかしいからやらない」のではなく、「恥をかいてもやってみる」ほうが、人生はおもしろいし、そこから得るものがある。一生懸命やって失敗しても、それは頼んだほうが悪い。そう思えば気が楽です。

「やる」か「やらない」かで迷った際には、「やる」方を選択すべきことを表した名言です。

自分になんて…という自信のなさや、上手くできなかったらどうしようといった逃げの気持ちから、挑戦することを諦めてしまうことは多くの人にあると思います。

しかし、やなせさんは「恥うぃかいてもやってみる」方を選ぶことで、後の「学び」につながったり、人生がおもしろくなると言っています。

 

未熟な自分やできない自分と向き合うのは気が進まないかもしれませんが、一歩勇気をもって踏み出すことで、新しい自分の一面に出会えたり、自信がついたりするかもしれませんね。

やりたくないけれど、やらなければならないことは趣味にしてしまえばいい。というのは、我ながら大発見。

趣味とは、仕事や職業としてではなく、楽しみとして行う事柄を指します。

「やりたくないけど、やらなければいけないこと」と「楽しむこと」は、一見して矛盾しているように思えますが、この名言は、視点を変えることの大切さを教えてくれています。

やりたくないけど、やらなければいけない状況というのは、多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか。

例えば、苦手な科目の勉強は、あまり気が進みませんよね。

しかし、知らないことを知る楽しさを見出そうとしたり、どうやったら楽しめるかを考えることで、「やりたくないこと」への向き合い方が変わります。

自分の成長にもつながりますし、苦手意識を克服するきっかけにもなるかもしれませんね。

あんまり深く突き詰めて考えない。「今日を楽しむ」と考えていけば、何とかやっていけるんじゃないかな。

「今日を楽しむ」を言い換えると、「今日という日を味わう」という言葉が筆者にはしっくりときます。

深く突き詰めて考えてしまうと、余裕がなくなったり、周りの状況が見えなくなったりしてしまいます。

今日という日を精一杯楽しむぞ、という気持ちで毎日を過ごすことで、前向きに楽しく、願いに向かって生きることができるのではないかと感じます!

ひとはひとを喜ばせることが1番うれしい。人生は、よろこばせごっこ。

「人生はよろこばせごっこ」という言葉には、やなせさんの思いが詰まっていますね。

誰かのために何かをするときが、人間がパフォーマンスを最大限に引き出せる心の状態です。

人を喜ばせると同時に、自分も周りの人から喜びをもらい、それが連鎖して広がっていくということが、この名言から伝わってきます。

好きなことを見つけて、それを一生、やっていってほしい。見つからないなんて言っていないで、とにかく必死で探すのだ。絶対に何かひとつはあるはずだ。

好きなことを持つことが、人生にとっていかに大切かを表した名言です。

また、この名言は、1つ見つけた人はまた次の好きなことを探し、それを一生続けることが重要だと伝えています。

好きなことを探すことは、自分自身との対話にもなり、常に能動的に自ら世界と関わろうとする意欲やエネルギーになります。

何かを追い求めているときってワクワクしますよね。

イキイキと人生を生きる方法をこの名言から学びました!

幸福とは何だろう。
幸福の正体はよくわからない。
お腹をすかせて一杯のラーメンがとてもおいしければ、それは本物の幸福だ。
十円には十円の幸福があり、一億円には一億円の幸福がある。
インスタントラーメンも、シューマイ弁当も、アンパンも、ときにはパリの高級レストランの食事よりおいしい。

この名言は、人によって「幸福」は異なることを表しています。

「幸福」はお金に左右されるものではなく、自分の状況や感じ方・捉え方によって変わります。

満たされる思いや感謝の気持ちが、幸福感を生み出しているのかもしれませんね。

経験したことすべてが役立つんです。

これは、人生において無駄なことは何一つなく、すべてに意味があることを表した名言です。

同じ日は二度と来ません。

今日の命は今日のものです。

すべてが役に立つ経験だと思って生きることで、毎日が色鮮やかに、楽しくなりそうですね。

自分にとって、良いことも悪いこともすべてが「学び」であり、自分を成長させてくれるものです。

落ち込むことがあっても、この経験が役に立つ、自分のためになると思えると、前向きな気持ちで向き合えそうです!

夢は追い求めているほうが幸福なのだ。

この名言は、何歳になっても「夢」を持ち続けることの素晴らしさを伝える名言です。

夢を追い求めている人は、イキイキとしていますし、エネルギーに溢れています。

もし、夢がまだ見つかっていない人は、ぜひあなただけの夢を探してみませんか?

満員電車に乗り込み、あきらめて途中下車せずに立ち続けていたら、あるとき目の前の席が空いた。
この名言は、継続することの重要性を伝える名言です。
諦めずにその場に存在し続け、その椅子に座るためにやり続けることが大事なのですね。
諦めずに、努力し続けることで、チャンスは必ず巡ってきます。
それは偶然ではありません。
努力を継続した人にしか掴めない、必然の証なのです。

目標に向かって真剣に取り組んでいると、辛い、やめたいと感じることはよくあることです。

しかし、継続し続けることで、思いがけないチャンスに出会えるかもしれません。

そのチャンスを掴めるかどうかは、日頃の努力が大切になってきますね!

やなせたかしの絶望と希望に関する名言

絶望の隣が絶望だったらこれはもう生きていかれない。絶望したとしても、必ずまたいいことがあります。すぐそばに希望がある、そう信じてもう少しの間頑張ろうと思います。
この名言は、前を向いて歩むことで、必ず希望の光(いいこと)に出会えることを表した名言です。
現在、絶望の淵に立たされている人にとっては、勇気をもらえる一言なのではないでしょうか。
「必ずまたいいことがある」といった確かな信念を持つことは、自分の心の原動力になります。
嵐は必ず過ぎ去ります。
雨は必ずやみます。
その後には、新しい命が芽吹く。
人生も自然もフラクタル構造。

厳しい時代を生きた経験のあるやなせさんだからこそ、言葉に重みがありますね!

さいごに

いかがでしたでしょうか?
やなせたかしさんの名言には、人生を豊かに楽しむヒントがたくさん隠されている気がしました。
当サイトでは他にも人生における深い名言を紹介していますのでご覧ください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。

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