3月のライオン名言~桐山零・ひなた・おじいちゃん・林田先生・二階堂・藤本雷堂・島田・国分先生~

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アニメの名言

羽海野チカ先生の大人気漫画・アニメ『3月のライオン』

登場人物一人一人の細かな心情の動きや日常のほっこりとした情景、時にはそんな日常を揺るがす事件など、繊細に描かれています。

羽海野ワールド全開の名セリフも多く登場し、クスッと心から笑いたくなるそんな魅力あふれる作品です。

実際にいそうな、だけど個性あふれる登場人物も見どころの一つで、名言の宝庫なんです。

この記事では、『3月のライオン』の登場人物である、桐山零、ひなた、おじいちゃん、林田先生、藤本雷堂、二海堂、島田、国分先生の名言を紹介していきます!

この記事を書いた人
horie

人生に影響のある言葉を研究する主婦です。
家にある本は漫画を含めて1000冊を超え、「人生は思考から」をモットーに、歴史上の人物や漫画、スポーツ選手の言葉など様々なところから生まれる名言・格言を紹介します。

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3月のライオン~桐山零の名言~

知らなかった
誰かに 自分のいる世界の事について興味を持ってもらえる事が
こんなにも お腹のあたりがフワフワする程 嬉しい事だったなんて…(2巻)

これは、ひなたから「私にも将棋教えてくれる?」と言われたことを回想し、桐山が感じた名言です。

自分が大切にしている世界に興味を持ってもらえると嬉しいですよね。

特に、孤独を抱えて生きてきた桐山にとって、ひなたからの一言は驚きと嬉しさが入り混じったような気持だったのでしょう。

 

でも 多分「逃げなかった」って記憶が欲しかったんだと思います(2巻)

これは、高橋から「桐山さんはプロになってから1年遅れでまた学校に行かれてますよね。あの…それはどうしてですか?」と聞かれて答えた際の名言です。

意味のない事なんてこの世にひとつもありません。

自分でその選択をしたことの理由があれば、やり遂げることがきっとできます。

「誰かに言われたから」「何となく」といった気持ちよりも、自分自身で選んだという事実が大切ですね。

「強く」なればなる程 負けた時くやしくなります
——むしろかけた時間の分だけ 負けるとくやしいので
進めば進む程くやしくなります(5巻)

これは、将棋部としての活動が始まり、「どのくらい強くなればこんな悔しい気持ちとおさらばできますか」と質問を受けた際の桐山のセリフです。

上手だからといって、悩みが全てなくなるわけではありません。

その道を極めれば極める程、精神的な強さというのは必要になってきます。

彼女のためなら 僕は何だってするつもりです
彼女が困っているなら 何をしてでも助けたいっ(6巻)

いじめにあった友達を助けようとして、自らもいじめにあってしまったひなた。

そんな彼女の力になってあげたい桐山は、去年の担任の林田先生に相談に行きます。

話を聞くうちに、ひょっとすると桐山はひなちゃんのことが好きなのかもと察する林田先生。

「えーっと、その子のこと、なんてゆーか、だっ大事だったりするの?」と聞く林田先生に対してきっぱりと桐山が言ったのが上記のセリフです。

こんなにまっすぐに、誰かのことを大事に思えることってめったにないでしょう。

はじめは孤独さを抱えていた桐山も、川本家のあたたかさに触れて、だんだんと心がほぐれていったのかもしれません。

自分のひとりぼっちに気をとられ、誰かのひとりぼっちに気づけないでいたまぬけな僕に、除夜の鐘はしんしんとふりつもり、大きな河みたいにゆっくりと新しい年がやって来ようとしていた。(3巻)
年末に風邪をこじらせた桐山は、川本家にお世話になり、反面、家族でもないのに上がり込んでしまってと、どこか遠慮と後ろめたさを感じていました。
しかし、あかりと話をする中で、自分のひとりぼっちにばかり気をとられていたと感じた桐山。
そんな自分に気付いた桐山は、新たな自分として始まりを迎えようとする気配を静かに感じ取ったのかもしれません。

3月のライオン~ひなたの名言~

「誰がえらくて誰がえらくないっていつどうやって決まるの?誰が決めるの?
私たち みんな同じ ただの中学生のはずなのに(6巻)

クラスの中で自然と出来上がってしまったヒエラルキーに疑問を持つひなたのセリフです。

誰かが決めたわけでもなにのに、クラス内、あるいは学年内での権力を象徴するかのような階級が存在するのが中学校という年代です。

筆者も中学生のときにはひなたのような思いを持ちました。

私が通っていた中学は、部活動によってその階級が決まっていました。

あのとき、この部活を選ばなかったら自分の中学校生活はもっと華やかだったのかな、とも思うこともありますが、自分の好きなことを部活として選んだことに後悔はありません。

子どもと大人の狭間ともいえる、多感で、ちょっと大人びたい年代でもあり、筆者も様々なことに悩み、正直あまりいい思い出はありません。

でも、必要だった時期なのかなとも思います。

3月のライオン~おじいちゃん(川本粗米二)の名言~

恥なんてかいてナンボだ
「失敗した」って事は「挑戦した」って事だからな
何もやんねーで他人の事笑ってる人生よりずっとマトモだ(3巻)

島田との将棋の試合に負けてしまった桐山。

いくらプロ棋士とは言えど、まだまだ経験値不足で、相手の力量を計り間違え、恥をかいた気持ちになってしまいました。

自分が思っていたよりも、島田は棋士としてのレベルも、人格も数段上だと気付いた桐山は、穴の中にでも入ってしまいたい気持ちになりました。

上記のセリフは、そんな状態で家に閉じこもる桐山を心配するひなたに対し、おじいちゃんがかけた言葉です。

「他人の家の子」より「自分の家の子」の安全を考えちまう
——そりゃ当たり前だ みんなそうさ
でもな 考えてみろ ひなは何か悪い事をしたか?してねぇだろ?(6巻)
親なら誰でも、自分の家の子の安全を考えるのは当たり前ですが、客観的に見てもひなたは何も悪い事をしていないのに、辛い思いをしなければならないことに対して、おじいちゃんがひなたの姉あかりに伝えた言葉です。
友達を思ってひなたの振りかざした正義と勇気。
そのひなたの勇気ある行動で、彼女自身がかえって辛い思いをする羽目に。
「何でもっと早く話してくれなかったの」「何でもっと上手くできなかったの」とひなたを守りたい一心から思う姉あかりとは反対に、「お前は何一つ間違っちゃいない!」とひなたを褒め、勇気づけるおじいちゃん。
姉あかりの、ひなたを心配する気持ちも十分にわかります。
正義なんてどうでもいいから、逃げてほしかったと。
「怖い」けど「後悔しない」「間違っていない」と思える選択をしたひなたを称えたおじいちゃんの姿勢はひなただけでなくあかりの心にもささったことでしょう。

3月のライオン~林田先生の名言~

「でも」が100個揃えば開く扉があればいーが
はっきり言ってねーよ そんなドア!!(3巻)

プロの将棋棋士である桐山は、島田8段との対戦で負け、ものすごく落ち込んでいました。

それに加え、高校卒業まであと2年、お金のことや学業のことなど、悩んでキャパオーバーになっていた桐山は、一人階段で転職雑誌を見ながら冷たい昼食をとっていたところを林田先生に見つかりました。

林田先生の話に「でも…」「でも…」とパッとしない返事の桐山。

そんな彼に林田先生が返した言葉が上記のセリフです。

悩みながら、失敗しながら少しずつ前進していくとはこういうことなのでしょう。

「一人じゃどうにもならなくなったら誰かに頼れ ―――でないと実は誰もお前にも頼れないんだ」(3巻)

学校の欠席日が重なり、実験のレポートが書けずにいた桐山は放課後理科クラブのメンバーに助けられます。

そんな桐山に対し、林田先生が上記の言葉をかけました。

また林田先生は「今日みたいにさ、一人ではどーにもならん事でもさ、誰かと一緒にがんばればクリアできる問題ってけっこうあるんだ。そうやって力をかりたら、次は相手が困っている時、お前が力をかしてやればいい。世界ってそうやってまわっているんだ。」と伝えました。

助け、助けられ、おかげさまで私たちは生かされていることを教えられます。

「もし相手がモンペを出してきたら、こっちはモン教出すしかねえだろが!?」
モン教とはモンスター教師のことです。
さすが林田先生!

教員をやっているといろんな保護者の方と出会うことがあると思います。

近年は教員採用試験の倍率が下がり、教員の質の問題が取り上げられることもありますが、こんな熱血な生徒に寄り添う先生が一人でも多く現れるといいなあと思います。

3月のライオン~藤本雷堂の名言~

好きな女の一大事に"空気読んでて何もできませんでした"
じゃ男に生まれた意味ねーだろ!!(10巻)
胸の奥がグッと熱くなる名言ですね!
オトコに生まれたからには、本気で挑まなければいけない場面があることを再確認したような気持ちになりました。

3月のライオン~二海堂の名言~

『3月のライオン』に出てくる、二海堂晴信のモデルは、将棋棋士の村山聖(さとる)さんのようです。

桐山に前向きな言葉を投げかけてくれる姿が印象的です。

ライバルに負けたくない桐山零へ「自分を大切にしろっ——それができないのが”伸び悩み”の原因だっっ」(2巻)

これは、二海堂が、TVごしに桐山にメッセージを伝える場面です。

自分を大切に出来てはじめて、自分以外の人のことも本当の意味で大切にすることができるのです。

友達にそんなアツい言葉をストレートに言える二海堂はすごいですね。

「こっちは全部賭けてんだよ!将棋ばっかなんだよ!」

一つのことを極めようとすると、そのお奥深さというのは計り知れません。

難病を抱え、その中で将棋に一生懸命に向き合ってきた二海堂の気持ちが溢れている名言です。

「潔い」のと「投げやり」なのは似ているけど違うんだ!!(2巻)
難病を抱えながらも、けっして投げやりにならない二海堂。
人を大切にする思いと、何事にも一生懸命に向き合う姿には、リスペクトが感じられます。

3月のライオン~島田開の名言~

しかし「縮まらないから」といって
それが オレが進まない理由にはならん
「抜けない事があきらか」だからって
オレが「努力しなくていい」って事にはならない(4巻)

これは、将棋の宗谷名人に対して島田が思ったことです。

勝てないから、抜けないからといって、自分が努力しなくていい理由にはならないと、島田さんは言います。

一つの道を究めることは、自分自身との闘いでもあります。

自問自答し、時には仲間に救われ、少しずつ成長していく姿は格好いいです。

自分のことを「努力家」だと思って今までやってきましたが(略)
自分の努力など自己満足の範疇だったのでは——と。(9巻)
努力の人である島田さん。
努力をすると、これだけやったんだから、という思いが出てくるでしょう。
しかし、島田さんは、自分の努力は自己満足の範疇だったのではと振り返ります。
そんな人ほど、伸びしろは限りないでしょう。

3月のライオン~国分先生の名言~

お前が何にも頑張れねぇのは、
自分の大きさを知ってがっかりするのが怖いからだ(9巻)

これは、クラスのボス的存在で、大きな問題を起こした高城メグミと話をする中での国分先生の名言です。

国分先生は、ひなたたちの学年主任でもあり、何が起こっても動じずぶれずに、核心をついた物言いをします。

エネルギーの向け方を間違えると、人を傷つけてしまうことになりかねません。

他人を傷つけておいて、悪びれもせず反省もしない態度の高城と高城母。

そんな高城の心の奥を見透かしたかのような国分先生のこの一言は、高城の心に果たして響いたのでしょうか。

さいごに

いかがでしたでしょうか。

繊細な心情の動きが優しいタッチで描かれている『3月のライオン』でした。

将棋を知らない人でも楽しめますし、筆者は、随所で出てくる美味しいモノたちがこの作品の魅力の一つでもあると感じました!

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